「レタッチ写真は詐欺」というナンセンスな批判をする方々に伝えたいこと

JPEG撮って出しの写真が大好きな皆さん、おはこんばんちは。日々フォトレタッチの研究に勤しんでいるおーわ(@hirokazu.sby)です。

え?そもそもレタッチした写真なんて詐欺じゃないのかって?!うーん、それはちょっと心外ですよ奥さん…。

「レタッチした写真=詐欺」はナンセンス

意外と多いんですよね。レタッチした写真に対して「こんな写真は詐欺だ!」「現実と違う!」という否定的なコメントや考え方をする方々が…。

でも、残念ながらその考え方はちょっと理解できないんですよ…え、なぜかって?!

 

 

 

レタッチしてない写真などこの世に存在しない!

 

 

 

なんのこっちゃい?!という方もいらっしゃると思いますが、すべての写真はレタッチの工程を介して世の中に出てきます。このあたりはカメラの仕組みをある程度知ってしていただくと、なんとなくご理解いただけるんじゃないかと思います。

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近年、カメラのイメージセンサーや画像処理エンジン、交換レンズのテクノロジーは飛躍的に向上しましたが、写真は見たものを100%正確に再現できるわけではないです。LightroomやPhotoshopなどを使って過度にレタッチしようが何しようが、世に存在するすべての写真はある意味で詐欺になってしまいます。ちょっと乱暴な理論ではありますがw

そう考えると彼らのレタッチした写真に対する批判というのは、ちょっといただけないなーということになるんです。

「写真=真を写すもの」という認識が強すぎる

恐らくレタッチ写真が詐欺写真と批判される背景として、写真=真実を写すものだという考えが非常に根強いこと。

写真は「Photograph」という単語が日本語になったものですが、実は「Photo」という単語はギリシャ語で光、「graph」は絵を意味します。すなわち、写真とは「光のアート」という解釈もできるわけです。

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ところが日本ではあまり写真はあくまでも「写真」であって、「Photograph」ではないという考え方をされる方が多いのが実情です。レタッチ写真が詐欺だと批判的なコメントをされる方々の多くは「写真とは”真実を写すもの”でなければならない」という認識が根強くあると思われます。

先述しましたが、カメラやレンズのテクノロジーが進化した現在でも、写真は見たものを100%再現できるわけではありません。つまり、過剰にレタッチしようがしなかろうが、写真というツールを用いて真実に近しい再現はできても、完全に真実を写すことなんてそもそも不可能なのです。

「何を、どう伝えるか」を考えて使いこなそう

写真とは本質的には何かを伝達・表現するために使われるツールの一つです。

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その写真という一つのツールについて、撮って出しをベースにニュースや広告のためにありのままを伝えるために用いるもよし、レタッチを活用してアーティスティックに表現して伝えるもよし…「何を、どう伝えるか」ということをベースに、ケースバイケースで写真というツールを生かせば良いだけなんですよ。

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まとめ

SNS上でときどき見かける「レタッチした写真=詐欺写真」というようなコメント。恐らくは過剰なレタッチに対する批判ではあるとはいえ、どうにもちょっと違和感があるなーというのが現状です。

写真というツールを通じて「何を、どう伝えるか」を考え、ケースバイケースで使いこなすことが大切なんじゃないかと思っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

 

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