カメラの選び方

一眼レフカメラ用のSDカードは転送速度(書き込み速度)が超重要な理由

一眼カメラ用SDカード選びでお悩みの皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@hirokazu.sby)です。

SDカードの性能指標の一つである転送速度。一眼カメラ用のSDカードを選ぶにあたって非常に重要な要素となります。

今回はそんなSDカードを選ぶにあたって重要なポイントとなる転送速度についての基本的な知識、写真撮影に与える影響について紹介していきます。

一眼カメラ用SDカード選びは転送速度がカギ!

一眼カメラを使う上でかなり悩ましいメモリーカード選び。予算の都合もあると思いますが、選んだSDカードによってはカメラのパフォーマンスに大きく影響するため、あまり妥協せずにしっかりと選んでおきたいところです。

さて、そんな一眼カメラ用のSDカードを選ぶ際にポイントとなるのが「規格」「容量」「転送速度」の3つ(動画も撮影される場合はスピードクラス/UHSスピードクラスもポイントとなる)となります。

皆さんおはこんばんちは。おーわ(@hirokazu.sby)です。一眼レフ(ミラーレス一眼)カメラで使うSDカード、ひょっとして適当に選んだりしていませんか?SDカード…

この3つのうち、SDカードを選ぶ上で非常に重要なポイントとなるのが転送速度!SDカードの転送速度が適切でない場合、一眼カメラの性能に影響することもあります。

SDカードの転送速度について

転送速度とは

転送速度とは各種デバイス(カメラなど)とSDカードとの間でやり取りされるデータをどの程度の速さで転送できるかを示したものです。

この転送速度の値が大きければ性能が優れているということになります。

SDカードの転送速度はメガバイト秒(MB/s)単位で表記されます。これは各種デバイスとSDカードとの間でデータが1秒間に何MB転送できるかを示したものとなります。

例えば転送速度が90MB/sのSDカードで30MBの写真データを転送しようとした場合、単純計算で約0.3秒となります。

ただし、実際はカメラ内部のメモリ領域(バッファ)を経由して転送されるため、撮影してからSDカードへ書き込みが完了するまでの実測はこれよりも遅くなります。

転送速度は二種類ある

SDカードの転送速度には「読み込み速度」「書き込み速度」の二つが存在します。それぞれをざっくり図に示すと以下のようなイメージ。

読み込み速度

SDカードから一眼カメラへの最大転送速度。撮った写真をカメラでプレビュー再生したり、パソコンへ写真を取り込む際に関わってきます。

書き込み速度

一眼カメラからSDカードへの最大転送速度。撮った写真をどの程度の速さでSDカードへ書き込めるかの指標になります。SDカードの内部領域にデータを書き込む処理が発生するため、読み込み速度と比べて遅くなります。

詳しくは後述しますが、SDカードによっては最大書き込み速度が公表されていないものがあるため、選ぶ際は注意が必要です。

重要なのは書き込み速度

さて、なんとなーく読み込み速度と書き込み速度の違いをご覧になって勘付いた方もいらっしゃるかと思いますが、一眼カメラ用のSDカードを選ぶにあたって重要なのが書き込み速度です。ここ、テストに出ますw

特に連写や超高精細な写真撮影(PENTAXのリアル・レゾリューション、OLYMPUSのハイレゾショットなど)をする場合、カメラからSDカードへの書き込みが終わるまで次の撮影ができなくなります。SDカードの書き込み速度が遅い場合、次の撮影へ移るまでに時間を要してしまい、撮影チャンスを逃す可能性が高まってしまいます。

転送速度の表記には要注意

SDカードの本体やパッケージには転送速度が明記されています。おそらく、SDカードの本体や販売されているパッケージに書かれているのを目にしたことがある方も多いんじゃないでしょうか。

この転送速度がSDカードの性能指標となるわけですが、実はこの転送速度の表記がちょっとした罠だったりします。

先ほど、転送速度には「読み込み速度」と「書き込み速度」の二つがあると紹介しましたが、実は現在販売されているSDカードの中には「最大転送速度90MB/s」というように、転送速度が一つしか書かれていない製品がたくさんあります。

例えばAmazonで販売されているSDカードの中でベストセラー(2018年4月現在)となっているTranscend SDXC/SDHC Class 10 UHS-I 600xというSDカード。転送速度は90MB/sということで、一見するとUHS-I規格対応のSDカードとしてはすごく性能が良さそうに見えますよね?

しかし、実際は読み込み速度は公表された値に迫る速度(90MB/s)が出ているものの、書き込み速度については実測ベースで45~55MB/s程度に留まります。(※より詳しい実測結果については別の記事で紹介予定)

 

 

 

は?それ詐欺じゃね?!(違いますw)

 

 

 

実はSDカードに1つしか転送速度が書かれていない場合、その転送速度は最大読み取り速度となります。なんかちょっとややこしいですが、SDカードを選ぶうえで押さえておきたいポイントです。(製品によっては親切に「読み取り速度」と表記されているものもありますが、やはり最大書き込み速度が書かれていないものが多いです)

ちなみに書き込み速度については遅くても問題ないのかというと、スピードクラス/UHSスピードクラスを満たしていれば製品的にはまったく問題ありません。

上記のTranscend SDXC/SDHC Class 10 UHS-I 600xはClass 10(UHSスピードクラス1)のSDカードですが、ベンチマーク測定結果から見て取れるように、最低書き込み速度である10MB/sを十分に満たしています。

このように、SDカードの転送速度は少々ややこしいところがありますのでご注意を。

書き込み速度が表記された製品を選ぶのがおすすめ

SDカードを選ぶときは読み込み速度だけでなく、書き込み速度も併記された製品を選ぶことをおすすめします。

先ほど紹介したTranscend SDXC/SDHC Class 10 UHS-I 600xのように、読み込み速度しか書かれていないSDカードは書き込み速度がどの程度なのかイマイチ分かりません。この場合、他者のレビューを信じるか、実際に買って実測してみないと分からないというリスクがあります。(経験上、読み取り速度しか書かれていないSDカードの書き込み速度は速くないのが多い)

先ほども少し触れましたが、読み込み速度しか書かれていないSDカードの場合、最大書き込み速度=スピードクラスに準拠した最低書き込み速度なんてことも十分にあります。

まとめ

一眼カメラ用のSDカードを選ぶときに重要となる転送速度。特に書き込み速度はとても重要で、書き込み速度がカメラの性能に見合わないぐらい遅い場合、処理待ちによってシャッターチャンスを逃すなんてことも…。

SDカードは一眼カメラの単なる付随品と思わず、しっかりと選んでいただければと思います。(なるべく書き込み速度が表記されたSDカードを選ぶことをおすすめします)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

ABOUT ME
おーわ(Hirokazu Shibuya)
埼玉県を拠点に主に花火のある景色を撮っています。写真やカメラのことよりも、なぜかSDカードや写真データのバックアップといった分野に詳しいのは内緒の話ですw
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